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F1ニュース

投稿日: 2011.12.15 00:00
更新日: 2018.02.16 06:32

アルグエルスアリ、シート喪失に驚き


 ハイミ・アルグエルスアリは、2012年にスクーデリア・トロロッソに残留できないと知り、驚いたと語った。チームはアルグエルスアリとセバスチャン・ブエミの代わりに来年は新人のダニエル・リカルドとジャン-エリック・ベルニュを起用することを14日に発表した。

 アルグエルスアリは、チームの正式発表当日にこの決定について知らされたという。
「1週間前に(レッドブルのモータースポーツアドバイザーである)ヘルムート・マルコ、(トロロッソのチームプリンシパルの)フランツ・トストと話をした。彼らは2012年に向けて僕に関するプランがあると言ったんだ」とアルグエルスアリが語ったとThe F1 Timesが伝えた。
「彼らはそのプランに興奮しており、かなりの自信を見せていた。月曜にはマドリードに来るようにとも言われた。その日は(スポンサーの)CEPSAと会い、僕は2012年の僕らのF1プロジェクトについて話した」

 ショックを受けているアルグエルスアリだが、レッドブルとトロロッソにこれまでのサポートに関して感謝の言葉を述べた。
「彼らは2009年に僕が19歳と3カ月の時にデビューさせた。F1でほとんど走ったこともなかったのにだ。大胆だなと思ったよ」
「今日のニュースは、僕のスポーツキャリアの最高の時期に起きた最大の誤解のように思う」
「レッドブルには15歳のころからあらゆるサポートをしてもらった。彼らの元で教育されて、今は一人前のF1ドライバーになれた。僕は被害者なんかじゃない。この7年間、最も優れたリソースを持つ世界最高のチームに加わる幸運に恵まれたんだ」

 すでにDJとしても活躍しているアルグエルスアリは、今後に向けてたくさんのプランがあると述べている。
「今日起きたことが悲劇だとは思っていない。プロとしても、スポーツに関しても、今、そして将来のプランはたくさんあるからだ」