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F1ニュース

投稿日: 2015.10.02 00:00
更新日: 2018.02.23 17:04

アルグエルスアリが引退発表。健康上の問題は否定


 トロロッソのレースドライバーを務めたハイミ・アルグエルスアリが、モータースポーツからの引退を発表した。

 現在25歳のアルグエルスアリは、2009年ハンガリーGPでトロロッソからF1デビュー、19歳125日で当時の最年少デビューを記録した。2011年まで同チームで走り、この間に10回の入賞を成し遂げている。トロロッソのシートを失った後にはピレリのテストドライバーを務めた後、2014-2015シーズンのフォーミュラEに参戦。しかしモスクワePrixのレース後に脱水症状と極度の疲労により気絶、健康上の懸念から一時的にライセンスを停止され、最後の2戦を欠場していた。

 10月1日、スペイン出身のアルグエルスアリは、マドリードで記者会見を開き、モータースポーツからの引退を発表した。

「やめる決心をした。変化の時が訪れたと思うからだ」とアルグエルスアリ。
「心の中で、違う道を歩む時が来たという声が聞こえる。“彼女”とは長年付き合ってきたけれど、恋がさめてしまったんだ」

 Motorsport.comの報道では、アルグエルスアリは何度か検査を受けたが、身体に異常は見つからず、健康であると述べたということだ。将来モータースポーツに戻って来る可能性はゼロではないという。

「今日は悲しい日ではない。これまでレースを楽しんできたけれど、今はあまり夢中になれない。だからやめる決心をした」
「最近はレースから離れているが、これで(完全に)終わりだとも言い切れない」

Many many thanks for your unconditional support through the years. I don't have words to describe what I feel. pic.twitter.com/Vob4l1kZR9

— Jaime Alguersuari (@AlguersuariJA) 2015, 10月 1


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています