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投稿日: 2014.07.20 00:00
更新日: 2018.02.23 15:39

インディカー・トロント戦のレース1が雨で延期に


 ベライゾン・インディカー・シリーズ第13戦『ホンダ・インディ・トロント』は、昨年に続いてダブルヘッダーの開催予定で、7月19日(土)に決勝レース1が行われる予定だったが、予選は曇り空の下でドライコンディションで開催されたものの、午後になってから小雨が降り出し、その後延期が決まった。

 トロントでは、スタート時刻が迫った午後3時半過ぎに雨は強さを増した。午後3時48分に「スタート・ユア・エンジン」の声が威勢良く掛けられ、23台がウォーミングアップラップへとスタートした。しかしバックストレッチで上がる水しぶきが激し過ぎ、ドライバーたちが充分な視界を確保できないとインディカーは判断。赤旗が出されて全車がピットロードに招き入れられた。

 ここでインディカーは各チームに10分間の作業時間を与えた。当初の想定よりヘビーウェットでの戦いになるとの読みからだった。そしてインディカーは、レースのスタートをスタンディング方式からローリング方式に変更。しかもシングルファイルによりスタートと、慎重さをもう1ステップ進める判断をした。

 予定のスタート時刻から50分も経過した4時40分。ようやくピットからマシンが再発進した。2周目にグリーンフラッグが振られる予定だったが、ドライバーたちにコンディションを認識させること、タイヤ温度を上昇させることなどを考慮して、インディカーはペースラップを1周増やすことにした直後、ライアン・ブリスコ(チップ・ガナッシ)がタイヤバリアにクラッシュ。ブリスコはそこでスタックすることなく最後尾からレースに参加できる状況だったが、次の周には隊列を引っ張るホンダ・シビックのペースカーがスピンした。ペースカードライバーは、インディ500で2度の優勝経験を持つアリ・ルイエンダイクだった。


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