更新日: 2018.02.23 15:23
インディ500予選1日目:カーペンターがトップ
11日より開催されている第98回インディアナポリス500マイルレース。17日に行われた予選1日目は、昨年のポール、エド・カーペンター(ECレーシング)がトップに立ち翌日のファスト・ナイン・シュートアウトに進んだ。佐藤琢磨(AJフォイト)は18番手となり、予選2日目は10番グリッドから30番グリッドを決めるセッションを走行する。
今年からインディ500の予選初日は、ポールポジションを決めるポールデーではなくなった。決勝出場33台を暫定的に決定し、ポールポジション争いを行なう権利を持つ9台を決める一日に変わった。
午前11時から午後5時50分までの時間内であれば、アタックは何度行ってもよいルールとなった。今日は雨による中断もありながら、33人のドライバーが合計71回のアタックを行った。マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)のように4回もアタックを行うドライバーも現れた。予選ブーストでの戦いは、230mph台でのトップ争いとなり、ポールポジション争いへと加わるためのトップ9入りを果たすためには、4周平均を230mphに載せなければならない、非常に厳しい戦いとなっていた。
最初のアタックは、従来通りにクジ引き順だった。順番が一巡し、自分の順番をスキップしていたドライバーたちもアタックを行い、エントリー33台全員が一度以上のアタックを行なった時点で、トップはエド・カーペンターの230.114mphだった。
しかし、2回目以降のアタックが始まると、マシンセッティングを向上させて230mph台を出すドライバーが続出。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がカーペンターからトップの座を奪った。
さらに、パワーをジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)がトップから弾き出し、それをまたカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)が上回ってトップに躍り出た。