更新日: 2018.02.23 13:28
ウィリアムソンのGP3降格で桜井孝太郎シート喪失
今季フォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦していたスコットランド人ドライバーのルイス・ウィリアムソンが、今週末のドイツラウンドからGP3シリーズに復帰することが決まった。彼は日本人ドライバーの桜井孝太郎に代わってステータスGPのマシンをドライブする。
22歳のウィリアムソンは、2010年度のマクラーレン・オートスポーツBRDCアワードに選ばれ、昨年末にはマクラーレンのF1マシンでテストドライブも経験。昨シーズンに参戦したGP3では1勝を挙げシリーズランキング8位を獲得するなどし、今季からはフォーミュラ・ルノー3.5シリーズにステップアップを果たしていた。
しかしウィリアムソンは、アーデン・ケータハムから出場したフォーミュラ・ルノー3.5の開幕5戦で1ポイントも獲ることができず、先月にはレッドブルのジュニアプログラムからも外され、代わりにプログラム入りしたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタにシートを奪われている。
そのウィリアムソンは、今週末のドイツラウンドからGP3シリーズに復帰することが決まり、日本人ドライバーの桜井孝太郎に代わってステータスGPのマシンをドライブすることになった。彼は、今季モナコで優勝を飾っているマーロン・ストッキンジャーと女性ドライバーのアリス・パウエルのラインナップに加わる。
一方、シートを奪われることになった桜井は、6月のバレンシアをスポンサーの問題で欠場しており、チームの声明からもこのことがシート喪失の要因になったと考えられている。