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F1ニュース

投稿日: 2013.02.20 00:00
更新日: 2018.02.16 14:16

ウイリアムズとケータハムのエキゾーストは違法


 FIAは、ウイリアムズとケータハムのエキゾーストデザインは違法であるとの見解を両チームに対して示した。

 ウイリアムズは19日に2013年型マシンFW35を発表、排気口後方のチャンネルがふたつのパーツで覆われる形になっているデザインが注目を集めた。ケータハムの場合はチャンネルの中に小さなターニングベーンが置かれている。両者とも排気をディフューザーの方に流すことを狙ったデザインだ。

 エキゾースト・ブロウン・ディフューザーは禁止され、排気を空力上のメリットにつなげることは現在許されていないが、各チームはコアンダエキゾーストを利用し、メリットを取り戻そうとしており、ウイリアムズとケータハムは一歩踏み込んだ処理を行った。

 ケータハムの新車発表直後にロータスのテクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンはこのエキゾーストデザインは違法であると示唆した。

 ウイリアムズのテクニカルディレクター、マイク・コフランは、ケータハムのデザインは違法であるが、FW35のエキゾーストは合法であると主張している。自分たちが設置している“ベーン”はふたつのパーツから成っているが、ケータハムはひとつのパーツがコアンダチャンネルを完全に塞いでいるというのがその理由だ。