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F1ニュース

投稿日: 2016.01.30 00:00
更新日: 2018.02.17 12:44

グティエレス「リスクのある選択でチャンスを得た」


 エステバン・グティエレスは、リザーブドライバーとしてフェラーリに加わることが、キャリアで最大のリスクをかけた選択だったと考えている。
 グティエレスはザウバーで苦戦続きの2年間をすごしたあと、2014年シーズン限りで同チームのシートを失い、昨年はフェラーリのテストドライバーを務めた。セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンというビッグネームの影で、あまり日の当たらない場所にいたグティエレスは、これで当分はレースをする機会はないだろうし、ひょっとするともう二度とチャンスは訪れないかもしれないと覚悟していたという。

 だが、そのまま埋没するリスクをはらんだ彼の選択は報われた。2016年にはニューカマーであるハースF1のドライバーとしてコースに復帰することが決まったのだ。
「おそらく僕の人生で最大のリスクをかけた選択だった」と、彼は英国オートスポーツに語った。
「だが、人生では時として、そうしたリスクを恐れずに道を選ぶ必要がある。僕も恐れることなくこの道を選んだ。リスクがあることは承知していたが、それは同時にチャンスでもあった。リザーブとはいえ、フェラーリが雇ってくれたのだから」