レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1ニュース

投稿日: 2010.04.09 00:00
更新日: 2018.02.15 19:17

コスワース、信頼性に自信。今後はさらなるパフォーマンス向上へ


 F1開幕3戦を終えたコスワースは、ここまでのレースで同社のエンジンは信頼性を発揮できており、多くのデータを集めることができたため、今後はさらなるパフォーマンス向上に取り組んでいくことができると述べた。

 マレーシアGPでコスワースエンジンを使用する4チームすべてが少なくとも1台は完走させ、ウイリアムズのニコ・ヒュルケンベルグはその中で最上位の10位に入り、ポイントを獲得した。

「ニコ・ヒュルケンベルグはよくやった」とコスワースのF1ビジネスユニットのゼネラルマネージャー、マーク・ギャラハーはコメントしている。
「初めてのポイントを獲得し、ウイリアムズ・コスワースの連続入賞に寄与した」
「プログラムがこれまでとは別の段階に入り、我々の4チームの中で、予定されたエンジン交換を行うチームも出てきた。レースで使用したエンジンをプラクティスでのみ使用するといったことも行われている。開幕序盤のレースウイークエンドで2,000km近く走破したエンジンもある」
「CA2010の耐久性および、エンジンの全体的な経験によって、非常に有益な情報が得られる。我々のチームはパフォーマンスを向上させ改善を進めるために絶えず努力しており、レースウイークエンドを終えるたびにCA2010のパフォーマンスを最適化するためのジョブリストが用意される」
「エンジンはホモロゲートされており、開発が制限されているものの、エンジンがポテンシャルを100パーセント発揮するために取り組むべき分野は数多くある。4チームから集まる実際のタイムデータは非常に役に立つ」
「我々のライバルのエンジンマニュファクチャラーは最初の3戦で信頼性のトラブルを経験しており、CA2010のプログラムの重要な基礎は高い耐久性であるという事実は今後も変わらない。信頼性が高いおかげであらゆるエリアにおけるパフォーマンスの最適化に焦点を置くことができる。序盤3グランプリの結果によって、我々はその点においての自信を高めている」


関連のニュース