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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.10.29 00:00
更新日: 2018.02.17 03:50

サード、来季F4/S耐参戦を決定。NRAと提携強化


 スーパーGT500クラスでLEXUS TEAM SARDとして参戦している株式会社サードは、2014年からスタートさせた新たなプロジェクト、『SARD Racing Project』として、2015年にFIA-F4に3台、そしてスーパー耐久に1台を走らせると発表した。

『SARD Racing Project』は、ル・マン24時間参戦などをはじめ、グローバルからローカルまでさまざまなモータースポーツ参戦を目指し、2014年4月に立ち上げられたプロジェクト。元F1ドライバーの野田英樹がゼネラルマネージャーに就任し、野田が主宰する『NODAレーシングアカデミー(NRA)』とも連携すると明らかにされていた。

 今回、NRAが進める「将来のドライバーを育てていく」という理念と、SARD Racing Projectの理念が一致。若手育成のために、来季スーパーGTのサポートレースとしてスタートするFIA-F4シリーズに3台を参戦させるという。なお、このうちの1台は女性ドライバー用。近年日本でもWECで活躍する井原慶子や、F3で活躍する三浦愛のように女性ドライバーが注目されており、それに続くドライバーが見出されることになりそうだ。

 また、さまざまな車種が参戦するスーパー耐久にも1台が参加するという。こちらはベテランドライバーと“生徒”ドライバーが組んで参加するとのことで、生徒のステップアップをSARD Racing Projectが全面的にバックアップするという。こういったベテランと若手が組むパターンは、S耐はもちろんスーパーGTでも展開され、多くのトップドライバーを育てている。