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F1ニュース

投稿日: 2010.10.05 00:00
更新日: 2018.02.15 22:41

ザウバー、スリムへのチーム売却を否定


 ザウバーが来季に向けてテルメックス社とスポンサー契約を結んだことを発表した後、同社がチームを今後買収するのではとの推測も出ているが、チームプリンシパルのペーター・ザウバーはチームを売却するつもりはないと断言した。

 4日、ザウバーは、20歳のメキシコ人ドライバー、セルジオ・ペレスと2011年の契約を結び、彼をサポートするテルメックス社とのパートナーシップ契約も発表した。メキシコの富豪カルロス・スリム率いるテルメックス社のロゴは来季のマシンに大きく飾られることになる。

 Motorsport.comは、ザウバーと関係の深いスイスのブリック紙の報道として、ザウバーとテルメックスは2年契約を結び、この契約は2,000万スイスフラン(約17億円)に相当すると伝えている。
「スリムが今後新しいおもちゃを購入して完全に自分のものにするのかどうかは不明だ」とブリック紙は報じている。

 GP2チームのARTのボス、ニコラ・トッドもザウバー買収に関心を示しているとのうわさがある中、ペーター・ザウバーは、デイリー・テレグラフに対して、チームは売却しないとの主張を繰り返した。
「株式は100パーセント、私が所有している。チーム全体あるいは一部を売却する計画はない」