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F1ニュース

投稿日: 2016.03.08 00:00
更新日: 2018.02.17 13:23

ザウバー代表、サラリー未払い報道にコメント。 危機を否定


 ザウバーのチームプリンシパル、モニシャ・カルテンボーンが、従業員への給与未払いという事態が生じているとの報道についてコメントした。2月分の支払いが一部遅れているのは確かであるが、近いうちに全額支払うという。

 ザウバーは約300人の従業員への給料の一部を支払っていないという報道が最近なされたが、カルテンボーンがそれは事実であると認めたと、スイスのBlickが伝えた。ただ、チームが財政上、危機的状況にあるというよりも、スポンサーからの支払いにおいて手続き上の問題が起きたことが原因であり、すぐに残金を支払うことができるということだ。

「はい、そのとおりです。2月のサラリーの一部が未払いになっています。とても残念に思っています」とカルテンボーンはコメントした。

「切迫した状況です。今は(1年の中で)一番お金のかかる時期なのです。海外のスポンサーからの大金の振込みに関して、技術的問題が発生しました」

「すぐに問題を解決します。不運な状況ですが、ここから抜け出します」

 1月には2014年のレースドライバー、エイドリアン・スーティルがサラリー未払いと契約不履行の件でザウバーに対する訴訟を進めていることが明らかになった。

 今年の第1回プレシーズンテストで新車を持ち込まずに昨年型で走行したのは全11チームの中でザウバーだけだった。