投稿日: 2011.05.23 00:00
更新日: 2018.02.16 02:31
更新日: 2018.02.16 02:31
ザウバー首脳「最後尾からのカムバックは可夢偉の力」
(オートスポーツweb)
ザウバーのテクニカルディレクターを務めるジェイムズ・キーがスペインGPのレースを振り返り、今季初のダブル入賞を果たしたふたりのドライバーを讃えた。
「レースはいろんな意味で難しいスタートになったが、ふたりのドライバーがポイント獲得のために素晴らしい仕事をしてくれたおかげでうまくリカバーすることができたよ」とキーは、チームのリリースにおいてコメントしている。
「スタートからかなり混乱した。可夢偉は1周目に芝生に押し出され、さらにパンクも喫してしまったんだ。結局彼は、1周目の終わりにピットに入らなければならず、2周目には最後尾になってしまった」
「だけど、そこからカムバックしてポイントを獲得したのは、彼の大きな努力によるものと言えるだろう。前のトルコも同じような状況だったが、今回はあの時ほどタイヤのアドバンテージはなかったからね」
「セルジオ(・ペレス)もうまくレースを戦ってくれた。彼は、早めのピットストップを行い、ハードタイヤでプッシュしていた。終盤の彼は状態の良いソフトタイヤで争っていたライバルに追いつき、オーバーテイクを果たしてくれた」
可夢偉はこれで4戦連続のポイント獲得、ルーキーのペレスも嬉しいF1初入賞となった。