レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

旧記事ニュース

投稿日: 2015.12.15 00:00
更新日: 2018.02.23 17:16

ジャガーがレースシーンに復帰。FEにワークス参戦


 ジャガーの名がモータースポーツシーンに帰ってくる。15日、同社はFIAの電気駆動フォーミュラカー選手権、フォーミュラEに2016年の第3シーズンからワークス参戦することを正式発表した。

 イギリスの名門は、ジャガー・ランドローバー(JLR)が初めて生産する電気自動車において、フォーミュラEのテクニカルパートナーであるウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングと協力関係を築いている。

 彼らは、フォード傘下の2000年からジャガー・レーシングの名称でF1に参戦したが、2004年を最後に撤退してからはワークス体制でのモータースポーツ参戦はない。

 ジャガーは、2016/17シーズンからの撤退を表明したトゥルーリ・チームによって空いたエントリーを引き継ぐことになるが、チーム自体は新たに設け、4台の新シャシーと独自開発のパワートレインで参戦するという。

「革新的なフォーミュラEへの参戦をもって、ジャガーがモータースポーツ界への復帰を本日発表することができ、とても誇りに思っている」と、JLRのグループ・エンジニアリング・ディレクター、ニック・ロジャースが語っている。
「電気自動車は、ジャガー・ランドローバーの将来の製品ポートフォリオにおいて、重要な役割を果たす存在であることは明らかだ。フォーミュラEは、電気自動車技術をさらに発展させる貴重な場となり、極限の性能条件下で当社の先進技術のエンジニアリングやテストをすることができる」

「今後5年間で自動車業界に起こる変化は、これまでの30年間をはるかに上回るものになるだろう。将来的には、よりコネクテッド(接続性)でサステイナブル(持続可能性)な世界になり、都市化とともに電化技術と軽量化技術の重要性はますます高まっていく。フォーミュラEはこのような情勢を的確に捉え、エキサイティングで先駆的なアプローチをしており、この姿勢はジャガー・ブランドに完全に合致する」


旧記事 News Ranking

本日のレースクイーン

OTG/大阪オートメッセ2024
桐生もえこ(きりゅうもえこ)

旧記事 Photo Ranking

フォトランキング