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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.11.26 00:00
更新日: 2018.02.16 20:25

ストラッカと童夢がタッグ! WECのLMP2参戦へ


 イギリスのストラッカ・レーシングと日本の童夢は26日、ともにプレスリリースを発行し、ストラッカと童夢が長期的なパートナーシップを締結し、LMP2用レーシングカー童夢S103の開発、販売、レース活動において協力体制をとると明らかにした。

 ドライバーでもあり、チームの創設者でもあるニック・レベンティスが率いるイギリスのストラッカ・レーシングは、2008年からル・マンを中心としたスポーツカーレースに参戦を続けており、2010年にはHPD ARX-01cでル・マン24時間のLMP2クラスを制覇。その後もHPDシャシーでLMP1でも活動していた。

 そんなストラッカは、今季のル・マン24時間レースに参戦した後、「2014年に向けたエキサイティングなプログラムのため」にWECでの活動を休止。来季の活動に向けた情報が待たれていたが、26日、日本の誇るレーシングカーコンストラクターである童夢とのコラボというニュースが発表された。

 長年多くのレーシングカーを開発し、近年は童夢S102でそのスピードをみせつけた童夢は、2014年に向けすでにS103の開発を進めていることを明らかにしていたが、今回ストラッカ・レーシングとコラボレーションすることにより、今後長期的な展望の下、それぞれレーシングカーコンストラクターとレーシングチームという役割を分担しつつ相乗効果を発揮していくべく合意。S103の開発、販売、レース活動において協力体制をとるという。