投稿日: 2009.08.12 00:00
更新日: 2018.02.15 14:36
更新日: 2018.02.15 14:36
スペインモータースポーツ連盟会長がルノーのヒアリングに出席、バレンシア出場を嘆願へ
スペインのモータースポーツ連盟会長、カルロス・グラシアは、FIAの国際控訴裁判所のヒアリングに出席、ルノーへのヨーロッパGP出場停止の裁定を取り消すよう嘆願を行うという。
グラシアは、連盟の顧問弁護士でありFIA世界モータースポーツ評議会のメンバーであるホアキン・ベルデガイ氏と共にヒアリングに出席、スペインのヒーロー、フェルナンド・アロンソがバレンシアで行われるヨーロッパGPに出場できるよう力を尽くすと述べている。ルノーはハンガリーGPでアロンソのマシンへのタイヤ取り付けに失敗したままマシンをコースに送り出し、その結果、走行中にタイヤが脱落した。これにより、ルノーはヨーロッパGPでの出場停止のペナルティを科せられたが、ルノーはこれに対して控訴を提出した。
「我々が出席を許されたのはいい兆候であるが、我々は慎重な態度を崩さず、控訴裁判所の仕事を尊重しなければならない」とグラシアはAs.comに対してコメントしている。
「我々が出席するからといって、我々が何かの役割を果たせる保証にはならない。しかし、彼らが我々にチャンスを与えてくれるなら、アロンソ、バレンシアのオーガナイザー、そしてファン(の権利)を守るため、同じ議論を行うつもりである」
ヒアリングは17日に行われ、結論は翌18日に発表される予定だ。