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F1ニュース

投稿日: 2009.06.04 00:00
更新日: 2018.02.15 13:28

スーパーファンド「バジェットキャップによりF1は有益なビジネスチャンスに」


 オーストリアの金融会社であるスーパーファンドは、2010年F1へのエントリー申請を行ったことを発表した。その決断を促したのは、バジェットキャップ制であるという。

 同社は、“チーム・スーパーファンド”の名称で2010年F1への申請を行った。他の新規参入チーム同様、スーパーファンドも、バジェットキャップが大きな誘因となったと述べている。同社は過去にミナルディ、ジョーダン、スパイカー、ミッドランドのスポンサーを務めている。

「F1においてバジェットキャップを確立する動きが継続していたことにより、F1は再び有益かつ持続可能なビジネスチャンスとなった」とスーパーファンド社の創設者、クリスチャン・バーハはコメントした。
「F1への投資は、商業的な事業としてもブランド知名度を高めるための活動としても、スーパーファンドに非常に適したものである。現在の状況、そしてF1の視聴者数が世界的に依然として高いことを考えると、今の条件はFIAにエントリーを正式に提出するのに適したものであると考えた」

 バーハは、3年以内に完全なインディペンデントチームになるという長期的な視野をもって、既存のF1トップチーム、主要サプライヤーや主要人物と手を組むことで、スーパーファンド社のF1への関与を深めていくことを考えていると述べている。スーパーファンドはすでに既存F1チームのスタッフ、施設、インフラを使用するための仮契約を結んでおり、他の新規チーム同様、コスワースとエンジン供給に関し仮契約を締結したという。


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