更新日: 2018.02.16 01:28
スーパー耐久、震災の影響でカレンダーを大幅変更
スーパー耐久機構(S.T.O.)は24日、11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響を配慮した2011年のシリーズカレンダーを発表した。ツインリンクもてぎや仙台ハイランドなどの震災の影響を受けたラウンドが変更されたほか、当初発表されていたアジアラウンドも1戦に減っている。
2010年末に当初発表されたカレンダーは、開幕戦はもてぎ、スポーツランドSUGOでの第2戦と続き、韓国、オルドス、北京でのアジアラウンド3戦、富士、岡山、仙台ハイランド、鈴鹿、そして最終戦のもてぎスーパースピードウェイというカレンダーとなっていたが、東北地方太平洋沖地震の影響で、大きな変更が加えられることとなった。
まず、開幕戦はすでに延期が発表されていたツインリンクもてぎでの第1戦は、震災の影響もあり最終戦のもてぎスーパースピードウェイでのレースの翌日に開催されることとなった。これにより、11月25日(金)〜26日(土)にスーパースピードウェイでの第6戦、27日(日)にロードコースでの第7戦という形となる。
これにより、震災により大きな被害がここまで報告されていないSUGOでのレースが第1戦となるが、日程を1週間後にずらし開催。もともと予定されいていた5月21日〜22日はスーパーGT岡山ラウンドの代替日程が予定されることとなった。
SUGO戦が後倒しとなったことで、輸送時間の理由により、6月11日〜12日に予定されていた韓国ラウンドは今季の開催は断念。また、中国でのレースは場所を広東国際サーキットに移し、アジアラウンドは1戦のみとなった。
今回の震災で大きな被害があった仙台ハイランドでのレースは、「現在施設の復旧の目途が立たない」ことから、シリーズ戦から外し9月17日〜18日の開催となることが決定。広東でのアジア戦が第2戦となり、シリーズポイントは全7大会に設定されることとなったが、ポイントについては別途発表される予定だという。
Round | Date | Circuit | 追加クラス |
---|---|---|---|
Test | 4月後半 | 未定 | |
1 | 5/28〜29 | スポーツランドSUGO | ST-X/A |
2 | 7/2〜3 | 広東国際サーキット | ST-X |
3 | 7/23〜24 | 富士スピードウェイ | ST-X/A |
4 | 8/27〜28 | 岡山国際サーキット | ST-X/A |
5 | 10/22〜23 | 鈴鹿サーキット | |
6 | 11/25〜26 | ツインリンクもてぎ(オーバル) | ST-A |
7 | 11/27 | ツインリンクもてぎ(ロード) | ST-X/A |
SS | 9/17〜18 | 仙台ハイランド |