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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.04.01 00:00
更新日: 2018.02.16 08:14

スーパーGT、12月にズーハイで特別戦を開催へ


 GTアソシエイションの坂東正明代表は、スーパーGT第1戦岡山の期間中に行われた定例記者会見で、今年12月に中国・ズーハイでスーパーGTのエキシビションレースを開催する予定があると明らかにした。

 スーパーGTはこれまでマレーシアのセパンサーキットで公式戦が開催されてきたが、その他の海外でのレースはJGTC時代の2004年にアメリカで開催されたことがあるのみ。しかし、GTアソシエイションでは今後東南アジアを含めた展開を検討しており、2013年5月には韓国のヨンナムF1サーキットでの開催についてすでに合意している。

 そんな中、坂東代表はまだ契約交渉中としながら、11月にJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP、トヨタ・ガズーレーシング・フェスティバルが開催された後、マシンをコンテナに積み込みズーハイに移動、エキシビションレースを開催する計画があると明らかにした。

 坂東代表によれば、マカオ、香港に近いズーハイはチューニングやアフターマーケットの部分で中国内部でも日本車に対する理解度が高く、「やはり我々としてはまずお客さんに見てもらいたい」とするスーパーGTの開催に適しているという。

 具体的な時期としては12月16日、もしくは12月23日の予定となっており、GT500クラスを15台、GT300クラスを15台、合計で30台程度を走らせたい希望があるようだ。今後、「中国や東南アジアの人たちにスーパーGTを理解してもらえるまで(坂東代表)」はエキシビションとして開催する予定で、公式戦については現在の時点でまだ予定されていないという。

 なお、坂東代表は韓国、ズーハイ、マレーシアでの開催の他に、東南アジア各国、もしくは東南アジアでの『スーパーGTシリーズ』開催について、現在交渉中であることも明らかにしているこの構想はすでに昨年明らかにされたが、東南アジアでも購入できるFIA-GT3車両、またJAF-GT300車両を使って、GT300クラスでのレースを開催。そのシリーズの上位マシンが、日本を中心とした本来のスーパーGTに出場できるような展開を考えているという。

 この構想について坂東代表は、東南アジアでル・マン・シリーズが開催された場合、同じ車両でスーパーGT、ル・マン・シリーズと両方のシリーズに出場できるよう、中長期的に検討していきたいと語った。


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