更新日: 2018.02.17 06:02
スーパーGTのSpR発表。予選方式に小変更加わる
スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、2015年のスポーティングレギュレーションを発表した。この中では予選方式の小変更をはじめ、細かな変更が加えられている。
●予選方式はノックアウト継続。Q1に変化
近年スーパーGTでは、予選ではQ1/Q2のノックアウト方式が採用されているが、今季もこの形式が採用される。Q1はGT500、GT300とも15分間行われ、GT500が8台、GT300が13台Q2に進出することになる。その後10分間のインターバルを挟み、両クラスとも12分間のQ2を実施しポールポジションが決定。GT300とGT500の間には8分間のインターバルが置かれる。
そんな予選の中で、今季変更になったのはQ1だ。まずGT300クラスの15分間が行われた後、昨年まではそのままGT500ボードが提示され即座にGT500がコースインしていたが、今季はGT500のQ1スタートまでに5分間のインターバルが設けられることになった。
手順としては、GT300の終了とともにチェッカーフラッグが提示され、ピットロードの信号が赤に。5分間のインターバル後、GT500ボード表示とともにピット信号が緑に。この時点でGT500車両のファストピットレーン進入が許可される。
昨年までは、GT300のQ1終了前後にGT300車両がコース上でストップしたりしたケースがあった場合、GT500がいったんコースインした後ピットに戻ったり、GT500のQ1が赤旗によりディレイしたりしたケースもあった。今季から5分間のインターバルが設けられることにより、それらのケースは少なくなりそうだ。