更新日: 2018.02.15 17:24
ダカールラリー:ステージ9はアル-アティヤーが制す サインツが総合首位
2010ダカールラリーは11日、ステージ9が行われ、ナッサー・アル-アティヤー(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)がステージウィンを飾った。総合首位はカルロス・サインツ(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)がキープしている。
ステージ9はルートが変更となり、コピアポからラ・セレナまでのルート。広大な丘陵地帯と砂漠のステージとなった。前日のステージベストを記録し巻き返しを図っているステファン・ペテランセル(BMW X3 CC)だったが、序盤こそ快調に走っていたものの、柔らかい砂の中穴にはまってしまいタイムロス、このステージでは遅れてしまう。
この日ステージトップに立ったのは、総合2番手につけるアル-アティヤー。「今日は僕の1日だったね。ステージが始まる前から、今日はアタックしようと思っていた。砂丘の道にキャメルグラスの対処には時間をかけた。これでチームメイトのサインツとの差を詰めることができた。次のステージはもっと僕に合っていると思うので、オーバーオールウィンを目指していくよ!」とこの日のステージを振り返った。
総合首位はサインツ。3番手にはマーク・ミラー(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)と、いまだフォルクスワーゲン勢がトップ3を占めている。総合4番手にはペテランセル、5番手にはカルロス・スーザ(三菱レーシングランサー)となっている。
トヨタ・ランドクルーザー200の三橋淳は総合19番手。ニコラ・ジボン/三浦昴組のランドクルーザー200は総合18番手となっている。
●ダカールラリー:ステージ9の模様(www.dakar.com)