レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ラリー/WRCニュース

投稿日: 2016.01.09 00:00
更新日: 2018.02.17 12:23

ダカールラリー:僅差で総合首位が逆転


 2016年のダカールラリーは8日、ウユニを周回する722km(SS距離542km)のデイ6が行われ、ステファン・ペテランセル(プジョー2008DKR16)がセバスチャン・ローブ(プジョー2008DKR16)に対し8分以上のギャッップをつけてステージ制覇。27秒差で総合首位に浮上した。

 デイ6はボリビアのウユニ塩原を周回するルートが設定されており、542kmというステージ距離は今大会最長のもの。また標高も3500メートル以上と高く、マシンとドライバー双方にとって厳しいステージとなっている。

 前日の走行が終了した時点で、総合2番手に対し7分48秒のリードを築いていたローブだが、デイ6はステージ序盤にタイヤがパンクしてしまったうえ、スロットルにトラブルが発生し、徐々にタイムを失ってしまう。ステージ中盤までは遅れを最小限に抑え、かろうじて総合首位を維持できる状態を維持していたが、ゴール目前のウェイポイント11と12の間でこの日2回目のパンク。この結果、わずか27秒差で総合首位の座を失ってしまった。

「アクセルにトラブルが出てしまい、スロットルが全開のまま80km近く走行せざるを得なかった」とローブ。

「スイッチをいじりながら、なんとか速度をコントロールした。難しいドライブを強いられたよ。今日は難しい1日だったけど、明日以降は楽に走れることを願っている」

「総合首位の座は奪われてしまったが、競技はまだ続いていくし、今日のトラブルも解決済みだよ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています