更新日: 2018.02.15 13:50
ディ・モンテゼモロ、フェラーリの今季中の復調に自信
フェラーリ会長、ルカ・ディ・モンテゼモロは、フェラーリはチームの努力によって今年を終えるころには満足できる状態になるだろうと述べた。
フェラーリは今季、不振に陥り、ブラウンGPやレッドブル・レーシングには全く太刀打ちできず、ランキングトップのブラウンがイギリスGP終了時点で105ポイント獲得しているのに対し、フェラーリはわずか26ポイントをあげるにとどまっている。4戦目にようやく今季初入賞を達成したフェラーリだが、ディ・モンテゼモロは、光は見え始めていると考えており、フェラーリチームへの信頼を示した。
「ここまでのところ、チームにとっていい年とはいえない」とディ・モンテゼモロは、フェラーリの公式ウェブサイトにおいてティフォシに対して語りかけている。
「いくつか理由はある。しかしステファノ・ドメニカリとチーム全員、そしてドライバーたちが懸命に努力しているので、我々は今年満足感を得られるようになるだろうと確信している」
また、F1の将来について、ディ・モンテゼモロは、2010年にはKERSは使用しないことになるだろうと述べた。さらに、FOTAはF1のショー的要素を高めるためのいくつかのプランを持っており、ファンにとってグランプリウイークエンドの金曜と土曜がもっと価値あるものになるよう、いくつかの提案について検討しているという。
「来年のF1において全チームがKERSを使用しない決断を下している」とディ・モンテゼモロ。
「FOTA内において、チームは、決勝までの日をもっと楽しめるものにするよう、いくつかの選択肢をチェックしているところだ」
「今すでにいくつか提案が上がっている。F1コミッションでこれについて検討する予定だ」