デイビッドソン、背中の痛みも大きな怪我はなし

　第80回目ル・マン24時間レースで、19時57分過ぎにミュルサンヌでクラッシュ、マシンが宙を舞った8号車トヨタTS030ハイブリッドのアンソニー・デイビッドソンだが、容態に関するリリースが配布され、大きな怪我はないと明らかにされた。

　デイビッドソンの8号車トヨタTS030ハイブリッドは、3番手を走行していた際にミュルサンヌコーナーの進入でラップダウンの81号車フェラーリ458をパスしようとした際に接触。8号車トヨタは宙を舞い、地面に叩き付けられた後、タイヤバリアに激しくクラッシュした。

　マシンから自力で降りたデイビッドソンは、点滴を受け救急車に乗せられたが、チームを運営するトヨタ・モータースポーツGmbHはいち早くステートメントを発表。デイビッドソンは無事であり、大きな怪我はないとした。以下はトヨタからの日本語ステートメントだ。

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ル・マン24時間レースは5時間を経過した直後、4位を走行していた＃8が、ミュルサンヌコーナーの進入でGTクラスの車両と接触。＃8はタイヤバリヤに激しく衝突した。ドライバーのアンソニー・デビッドソンは、サーキットドクターにショックと背中の痛みを訴えているが、歩行可能であり、会話もしており、更なる検査のために病院へと向かった。チームは彼の無事に安堵している。詳細は追ってお伝えする。