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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2012.06.17 00:00
更新日: 2018.02.16 09:42

デイビッドソン、診断の結果脊椎に一部損傷あり


 ル・マン24時間耐久レースの5時間過ぎに、ミュルサンヌでラップダウンのフェラーリ458と接触、激しくクラッシュした8号車トヨタTS030ハイブリッドのアンソニー・デイビッドソンだが、診断の結果脊椎に一部損傷が認められたと明らかにされた。

 8号車トヨタTS030をドライブし、3番手を走行していたデイビッドソンはミュルサンヌの進入でLM-GTEアマクラスの81号車フェラーリ458をかわそうとした際、フェラーリがイン側に動き2台は接触。デイビッドソンのトヨタTS030ハイブリッドは宙を舞い、1回転し着地。激しくタイヤバリアに叩き付けられた。さらに、81号車フェラーリもタイヤバリアに激突し横転してしまった。

 事故後、2台のマシンからドライバーは自力で脱出したが、デイビッドソンは衝撃と背中の痛みを訴え救急車で運ばれた。当初、トヨタ・レーシングからのリリースではデイビッドソンは自ら歩行し、会話もできていたため大きな負傷はないとされていたが、その後診断の結果、脊椎の一部損傷が認められたという。

 デイビッドソンは病院に移動し、月曜日まで病院で療養することに。なお、このデイビッドソンの負傷は全治3カ月だという。