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F1ニュース

投稿日: 2010.02.01 00:00
更新日: 2018.02.15 17:50

トロロッソ、2010年型STR5は初めての完全自社製マシン


 スクーデリア・トロロッソは、2010年型マシンSTR5は、チーム設立以来、初めて自ら全て作ったマシンであり、今年は大きな節目の年になると述べた。

 トロロッソはこれまではレッドブル・テクノロジーを通し、兄弟チーム、レッドブル・レーシングと同じマシンデザインを使用していた。しかしカスタマーカー禁止のレギュレーションにより、今年からはマシンのデザインを自ら行うこととなった。

「2010年はスクーデリア・トロロッソにとって重要な節目の年である」という声明を、トロロッソは新車STR5の初披露に際して発表した。
「チームはレッドブル・テクノロジーから離れ、F1新ルールに従い、マシンデザインと製造をすべて自ら行わなければならなくなった」
「近年はチームのファエンツァのファクトリーでの作業が増えていたとはいえ、今年はすべて我々だけでやらなければならない」
「レッドブルが、そのヤングドライバー・プログラムで育てた才能ある若手ドライバーたちを乗せるためのシートを増やしたいとの考えからセカンドチームを参戦させることに決め、スクーデリア・トロロッソは2006年にF1デビューを果たした。セバスチャン・ベッテルは、2008年イタリアGPでチームにとっての初優勝を飾り、若手ドライバー育成の有効性を証明した。スクーデリア・トロロッソは今後もドライバー育成という役割を果たし続け、今年もセバスチャン・ブエミとハイミ・アルグエルスアリというふたりの若手ドライバーを走らせる」
「F1においては継続性が非常に重要である。今年もチーム代表はフランツ・トスト、テクニカルオペレーションの責任者はジョルジョ・アスカネリがそれぞれ務める。今シーズンは例年より長く、19戦で争われる。チームは冬季テスト15日の初日に新車を間に合わせることを最初の目標とし、それを達成した。これは、バーレーンでの開幕戦に向けてマシン、チーム、ドライバーの準備を確実に整えるために重要なことだった」


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