更新日: 2018.02.23 13:42
ニッサン、豪V8スーパーカー用アルティマを公開
ニッサンは30日、オーストラリアのメルボルンで、2013年からオーストラリア・V8スーパーカーシリーズに投入するニッサン・アルティマV8スーパーカーを公開した。
このニッサン・アルティマは、V8スーパーカーシリーズが2013年から導入する“カー・オブ・ザ・フューチャー”規定に則って製作された車両で、今後すぐにシリーズからホモロゲーションを取得した後、テストに入るという。
エンジンは2011年まで走行していたFIA-GT1仕様のニッサンGT-Rと同様のVK56DEエンジンを搭載。スーパーGTやル・マンLMP2で活躍しているVK45DEの直系にあたり、インフィニティQXなどにも搭載される市販車ベースのエンジンだ。
今季までのV8スーパーカーはフォードとホールデンの2メーカーによって争われており、ニッサンはストーン・ブラザース・レーシングが走らせる予定のメルセデスベンツAMG Eクラスとともに、2強に割って入る形となる。このニッサン・アルティマは4台がケリー・レーシングから参戦、チームは“ニッサン・モータースポーツチーム”を名乗る。
「ニッサンにとって誇らしい1日であるとともに、V8スーパーカーにとっても重要な日となる。トッド・ケリーとリック・ケリーによって率いられる我々のチームによって、アルティマ・V8スーパーカーがファンの前で戦うのが待ち遠しいよ」と語るのはニッサン・オーストラリアの常務で、チームのCEOを務めるウイリアム・F・ペッファーJr.は発表会でコメントしている。
Nissan Australia Unveils 2013 Altima V8 Supercar