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スーパーGTニュース

投稿日: 2016.02.19 00:00
更新日: 2018.02.17 12:59

ニッサン同門対決? 千代が次生に挑戦状


 2月12日から14日までインテックス大阪で開催されていた「大阪オートメッセ2016」のニッサンブースで松田次生と千代勝正のトークショーが実施された。

“GT-R チャンピオントークショー”と題して行われた今回のトークショー。スーパーGTで2年連続GT500クラスを制した松田次生と、昨年はブランパン耐久シリーズでチャンピオンを獲得し、GT300クラスでGAINERのチームタイトル獲得に貢献するなど活躍した千代勝正が、“とにかくGT-Rが強かった”15年シーズンを振り返った。

 シリーズ終盤2戦に大逆転劇を演じ、2年連続のタイトルを手にした次生は「2014年はGT-Rが有利という手応えがありましたが、昨年はライバルたちもどんどん開発を進めてきていて大変でした。それでも第1戦(岡山)はトラブルがありつつも手応えを感じ、第2戦(富士)では圧勝できました。今年も行けそうだなと安易な考えを持っていたら、中盤戦は苦戦。最終戦でやっとチャンピオンが取れたという感じです」と、改めて激闘を振り返った。

 特にシリーズ終盤は次生/ロニー・クインタレッリ組のMOTUL AUTECH GT-Rと安田裕信/J-P.デ・オリベイラ組のカルソニックIMPUL GT-Rによるチャンピオン争いが白熱。これをGT300クラスという立場で見ていた千代も「特に僕が乗る後半はデッドヒートになることが多くて、(GT500クラスに交わされる)僕たちも大変でしたし、ものすごく気を使いました」と混走で抜かれる際の苦労を明かした。

「最終戦もてぎではハーフウエットで、乾いているラインが1本しかない状態。ラインを譲ると濡れているところを走らなければなりませんから、乾いているところを走りたいけど、そうするとGT500クラスのマシンが濡れているところを走ることになってしまうとか、いろいろと考えていました」

 その千代は昨年、年初のバサースト12時間耐久レースで総合優勝を果たすと、ブランパン耐久シリーズではシリーズタイトルを獲得。さらにGT300クラスではチームタイトル獲得に貢献した。自身にとっても飛躍の1年だった15年シーズンを「忙しい1年でした。GT3勢の中でGT-Rが海外の強豪メーカーに対して力強いレースができたので、本当にGT-Rが強かった1年でした。もう一度、2015年シーズンをやり直してもいいかな、と思ってしまうほど良い年だったと思います」と振り返った。


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