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F1ニュース

投稿日: 2009.12.18 00:00
更新日: 2018.02.15 17:00

ニューエイ「今季の活躍によってレッドブルは大きな自信を得た」


 レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサー、エイドリアン・ニューエイは、2009年シーズンにチームは素晴らしい活躍をし、それによって皆が大きな自信を得ることができたと述べた。

 セバスチャン・ベッテルとマーク・ウエーバーのふたりは、ドライバーズランキングの2位と4位を獲得、レッドブル・レーシングはマクラーレンとフェラーリをおさえ、コンストラクターズランキングでブラウンGPに次ぐ2位につけた。

「私にとって2009年は素晴らしい年だった」とニューエイはチームの公式サイトにおいて語っている。
「タイトルは獲れなかったが、レッドブル・レーシングは、優勝を獲得し、選手権争いに加われるところまでひとつのチームとして成長したからだ」
「チームのキャリアにおいてまだ初期でありながら、これほどのことを達成できたことにとても満足している」
「はっきりしているのは、(今年の経験によって)チームは、今や自分たちには優勝する力があり、競争力が非常に高いマシンを走らせることができるという自信を得たことだ。それが来季の我々にどういう影響をおよぼすのかはまだ定かではないが、社内の大勢の人間が自分自身の能力に自信を持つようになった」
「新しいシーズンには新たなチャンスがめぐってくることが多い。他のチームが冬の間に大きく進歩している可能性があるので、どこのチームがどのような形でシーズンのスタートを切ることになるのかはまだ分からないね」

 来季型マシンRB6は、今年のマシンとはそれほど大きく変わらないとニューエイは言う。
「2010年のレギュレーションの変化は、最も大きなものでも2009年における変化と比べれば小さなものだ。重要な変化はレース中の給油がなくなることと、フロントタイヤの幅が狭くなることぐらいだからね。RB5は、レギュレーションが一新されたために、その前年のマシンとは全く別物となったが、(2010年に向けては)我々はそれほど革新的なデザインを採用することはない」