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F1ニュース

投稿日: 2009.07.11 00:00
更新日: 2018.02.15 14:02

ハミルトン「ドーナツターンはいけないことじゃない」


 F1チャンピオンのルイス・ハミルトンは、現代の安全性に関する強い規制がこのスポーツの魅力を少しばかり損なっていると示唆している。

 ハミルトンは3週間前に行われた母国イギリスでのレースをトップから1周遅れの16位で終えている。結果的に見ればファンの期待に応えることはできなかったが、レース終了後に彼はコース上でドーナツターンを披露し、集まったファンを大いに喜ばせた。
 
 ただ、こうした行為は安全の面からFIAによって厳しく規制されているのが現状で、近年のF1ではこうしたパフォーマンス見ることが少なくなっている。
 その一方で他のシリーズに目を向ければ、2輪のMotoGPをはじめ、インディカーやNASCARなどアメリカを中心としたレースではごく普通に見ることができる。

「MotoGPのスター選手たちは、レース後にこうしたパフォーマンスを見せることでファンにさらなる楽しみを与えている」と、24歳のハミルトンはイギリスのデイリー・ミラー紙に対して語っている。
「僕のした行為は誰の目から見ても安全だっただろう? なぜ僕たちはそうした行為を許されていないのだろうか」

「1991年のナイジェル・マンセルは、彼のウイリアムズにアイルトン・セナを乗せて迎えていた。あれは素晴らしい光景だったじゃないか」
「FIAが僕を許すかどうかに関係なく、安全性という彼らの主張は多くの楽しみを奪い去ってしまった」


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