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F1ニュース

投稿日: 2015.10.01 00:00
更新日: 2018.02.17 10:44

バトン、オリジナルの契約条件でマクラーレンに残留


 マクラーレン・ホンダが、1日、2016年のジェンソン・バトン残留を正式に発表した。

 シンガポールGPで「もはやF1を楽しめない」とバトンが発言したことから、日本GPで引退発表濃厚とまで報道された。しかしその後、CEOロン・デニスがバトンを来年走らせると発言しており、1日、チームは正式にこれを認める声明を発表した。

「ジェンソンとはこの数週間、彼のプランについて非公式に話し合いを行っていた」とデニス。
「その話し合いが今日の発表につながったことは、両者にとって非常に喜ばしい。マクラーレン・ホンダの全員が喜び、モチベーションがさらに高まるはずだ」

 今年の低迷が経済的損失につながることが避けられないマクラーレンは、バトンとの契約金を引き下げようとしているのではないかとも考えられていたが、デニスは、昨年契約を結んだ際の条件に基づいてバトンを走らせると明言した。

「この問題について聞かれるたびに、私が明らかにしてきたのは、ジェンソンの契約期間は2年(2015年と2016年)だということだった。1年後にこれを終了させるオプションは存在し、マクラーレンがそれを行使したければそれができる状況だった。しかしジェンソンとたくさんの会話を重ねることで、彼がこれまでと変わらない情熱を持ち合わせており、強いやる気を持ち、集中しているということがはっきりしたので、そのオプションを行使するのは見当違いであると考えた」
「そのため、1年前に2年契約で合意した際の条件の下で、ジェンソンは来年マクラーレン・ホンダでレースをする」