更新日: 2018.02.15 18:21
バルセロナ合同テスト最終日、マクラーレンが最速タイムで締めくくる
オフシーズン最後のテストとなったバルセロナテスト4日目は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマーク、2週間後の開幕戦バーレーンに向け弾みをつけた。2番手はレッドブルのマーク・ウエーバー、3番手にはフェラーリのフェリペ・マッサと続いている。
ドライコンディションの下、ハミルトンはMP4-25で予選およびレースのシミュレーション、セッティングの微調整を行い、1分20秒472のタイムをマーク、4日間総合のトップとなった。
土曜日に走行時間をロスしたレッドブルは、最終日、午前中はマーク・ウエーバー、午後にはセバスチャン・ベッテルを走らせた。ふたりはセッティングの仕上げに取り組み、ウエーバーはハミルトンからわずか0.024秒差の2番手、ベッテルは5番手のタイムをそれぞれ出している。
3番手はフェラーリのフェリペ・マッサ。マッサはレースと予選のシミュレーションラン、タイヤの評価に取り組んだ。
フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが4番手。スーティルは、ソフトおよびハードタイヤを使用し、レースと予選のシミュレーションを行った。
ベッテルに続く6番手にはメルセデスGPのミハエル・シューマッハーが入った。シューマッハーは午前中は予選シミュレーションとセッティング、午後にはレースシミュレーションの作業にあたった。
ウイリアムズのルーベンス・バリチェロは、スピンやトラブルなどがある中で、7番手タイムをマークしている。
8番手はBMWザウバーの小林可夢偉。午前中にギヤボックストラブル、午後にはフュエルシステムのトラブルに見舞われたものの、可夢偉は67周を走行、1分20秒911のタイムをマークした。
トロロッソのセバスチャン・ブエミが9番手。ブエミはさまざまなセッティングの評価、空力のテストに取り組んだ。
10番手にはルノーのロバート・クビカが入った。クビカは、午前中にテクニカルトラブルに見舞われたものの、新しい空力パーツの評価を行い、午後にはレースディスタンスの走行を試み、多くの周回をこなしている。
ロータスのヘイキ・コバライネンが11番手。午後には予定されたギヤボックスの変更を行い、コバライネンは合計で65周を走りこんでいる。
最下位12番手はヴァージンのルーカス・ディ・グラッシだった。ヴァージンは再びハイドロリックリークのトラブルに見舞われている。
Pos. | Driver | Team | Time | Laprn |
---|---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン | 1'20"472 | 134周rn |
2 | マーク・ウエーバー | レッドブル | 1'20"496 | 61周rn |
3 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1'20"539 | 114周rn |
4 | エイドリアン・スーティル | フォース・インディア | 1'20"611 | 100周rn |
5 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル | 1'20"667 | 76周rn |
6 | ミハエル・シューマッハー | メルセデスGP | 1'20"745 | 123周rn |
7 | ルーベンス・バリチェロ | ウイリアムズ | 1'20"870 | 84周rn |
8 | 小林可夢偉 | BMWザウバー | 1'20"911 | 67周rn |
9 | セバスチャン・ブエミ | トロロッソ | 1'22"135 | 88周rn |
10 | ロバート・クビカ | ルノー | 1'23"175 | 107周rn |
11 | ヘイキ・コバライネン | ロータス | 1'25"251 | 65周rn |
12 | ルーカス・ディ・グラッシ | ヴァージン | 1'26"160 | 49周 |