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F1ニュース

投稿日: 2011.06.04 00:00
更新日: 2018.02.16 02:46

バーレーンの復帰が決定。最終戦の日程は未定


 FIAは、3日、いったん中止となっていたバーレーンGPを今年の10月30日に開催することを発表した。この日にはインドGPが行われる予定だったが、インドGPは最終戦として開催されることになった。日程はまだ決定されていない。

 バーレーンは国内の政情不安のために開幕戦をキャンセルしたが、FIAは日程を変更して今季開催するかどうかの期限を当初は5月1日、その後6月3日に設定した。
 3日、FIA世界モータースポーツ評議会の会合が開催され、バーレーンGPの開催が決定された。バーレーン国内の状況には懸念があり、チーム側はバーレーンGPが開催されることによってシーズンが12月まで延長されることに反対していた。

 インドGPは12月4日か11日に開催されるものとみられ、1963年以来最も遅い時期に最終戦が行われることになる。また、今季のレース数も記録である20戦となった。

 FIAの説明によると、FIA会長ジャン・トッドの要請により事実調査が行われた後、FIA副会長カルロス・グラシアがバーレーンの状況を評価するため、5月31日に同国を訪れ、バーレーン各省庁、バーレーン・モーター連盟、バーレーン・インターナショナル・サーキット、ナショナル・インスティチュート・オブ・ヒューマン・ライツの代表者らと会合を行ったという。
「すべての要素を考慮し、全利害関係者の懸念に配慮し、WMSCはバーレーン・グランプリを2011年FIAフォーミュラワン世界選手権に復帰させることに全会一致で合意した」とFIAの声明には記されている。