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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.03.03 00:00
更新日: 2018.02.17 06:22

パイクスのエントリー発表。山野哲也が参戦へ


 アメリカのコロラド州で開催される伝統のヒルクライムイベント、『パイクスピーク・インターナショナルヒルクライム』の2015年のエントリーリストが2日発表された。四輪では73台がエントリーしているが、日本からは田嶋伸博と、3度のスーパーGT300クラスチャンピオンである山野哲也が挑戦することになった。

 パイクスピーク・インターナショナルヒルクライムは、コロラド州パイクスピークを舞台に1916年から開催されている伝統のヒルクライムで、2013年にはセバスチャン・ローブがプジョー208T16を投入するなど、過去にはWRC世界ラリー選手権で活躍したドライバーやマシンが参戦しており、世界的に有名なイベントだ。

 93回目となるパイクスピークの2015年のイベントは7月28日にレースデーを迎えることになるが、四輪では73台が参戦する。近年は電気自動車のエントリーも増えており、“モンスター”の異名で現地でもお馴染みの存在として知られる田嶋伸博は、今季もEランナー・コンセプト1で参戦する。

 一方、初めてエントリーにその名を連ねたのは、スーパーGT300クラスで2004年〜06年に前人未踏の3年連続チャンピオンを獲得、全日本ジムカーナでも無類の強さをみせてきた山野哲也だ。山野は、2013年限りでスーパーGTを“勇退”。ただドライバーとして引退した訳ではなく、今回のパイクス挑戦は新たなチャレンジになる。