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投稿日: 2013.11.21 00:00
更新日: 2018.02.23 14:52

パワー抑え、フォーミュラEの新車初テストを実施


 2014年からスタートするFIAのEVシングルシーターシリーズ、フォーミュラEの初テストがフランスのラ・フェルテ・ゴーシェ・サーキットで実施された。

 今回のテストは、元F1ドライバーでフォーミュラEの開発ドライバーを務めるルーカス・ディ・グラッシが、2日間にわたって新車「スパーク・ルノーSRT_01E」をドライブ。ディ・グラッシは、本番で搭載される200kWの4分の1となる50kWのバッテリーを搭載したテストカーでおよそ40周を走破した。

「フォーミュラEのマシンを初めてドライブし、素晴らしい気分だ」とディ・グラッシは語っている。
「すべてのドライバーがこのマシンで多くの楽しみを得られることを保証するよ。4分の1のパワーでもかなりのグリップがあるし、電動モーターは巨大なトルクを生み出しているんだ」

 フォーミュラEホールディングスのCEO、アレハンドロ・アガグも、初テストを終えた感想を次のように語っている。
「初テストは、このシリーズにとって歴史的な瞬間だった」

「チーム、ドライバー、そしてファンもそのルックスとサウンドを気に入ってくれると思っている」
「現在、フレデリック(・バスール/スパーク・レーシング・テクノロジー代表)と彼のチームは、ルーカスと共にマイレージを重ねることや耐久性の確立に主眼を置いている」

「非常に興味深い開発だよ。だから、2014年9月に北京で開催される初レースで、20台すべてのマシンがグリッドを埋める姿が今から待ちきれないんだ」

 フォーミュラEの初シーズンは、2014年9月に開幕を迎える予定。このシリーズには、日本からスーパーアグリがエントリーしているほか、今季インディカーに参戦した佐藤琢磨もシリーズの開発ドライバーに就任したことが明らかになっている。


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