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F1ニュース

投稿日: 2010.10.18 00:00
更新日: 2018.02.23 11:51

ビルヌーブ/デュランゴ、NASCARにスイッチの可能性も


 2011年F1の13番目のエントリー枠を獲得できなかったビルヌーブ・レーシング/デュランゴは、F1参戦を諦めてはいないものの、NASCARへの参戦も検討しているようだ。

 ジャック・ビルヌーブとデュランゴは提携し、“ビルヌーブ・レーシング”として来季F1へのエントリー申請を行ったが、FIAは該当者なしとして、13番目のチームを選出しなかった。その後、ビルヌーブとデュランゴの双方が、既存チームを買収してF1に参戦する可能性を検討していくと認めた。

 F1.co.UKは、デュランゴのチームプリンシパル、イボーネ・ピントンがイタリアの422race.comに対して次のようにコメントしたと報じている。
「今も我々は(ビルヌーブと)共に取り組みを行っており、このアドベンチャーの結果を出したいと願っている。2011年にそれができればいいが、そうでなければさらに取り組んでいく」
「現在、ふたつほどのF1チームとコンタクトをとっている。パートナーになるか、チームを買収するかどちらかを狙っている」

 来年F1参戦が実現しなくても諦めはしないが、プランを変更する必要があるかもしれないと、ピントンは認めている。
「一番の選択肢は論理的に言ってF1だ。それを目指してスタートしたのだからね。だが(もしそれがうまくいかなければ)何か別のことをする。(ビルヌーブは)もしF1に行けなければ、一緒にNASCARに行き、将来的にヨーロッパに戻る努力をしようと提案してきた。これは最も論理にかなった、実現可能な状況だ」

 ビルヌーブは、F1から身を引いた後、何度かNASCARのレースに出場している。