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F1ニュース

投稿日: 2013.02.11 00:00
更新日: 2018.02.16 14:09

フェラーリ、ロリー・バーンの復帰を認める


 ミハエル・シューマッハーの7度のタイトル獲得を支えたデザイナー、ロリー・バーンがフェラーリの2014年型F1マシンの開発をサポートすることを、チームが認めた。

 バーンの復帰は以前からうわさされていたが、10日、フェラーリのスポークスマンは、バーンはロードカーの新エンツォのプロジェクトにかかわっており、2014年のF1プロジェクトに関しても「戦略的なサポート」を行うと認めたと、ロイターが報じた。

 ドイツのAuto Motor und Sportの報道としてCrash.netが伝えたところによると、現在69歳のバーンは2013年型フェラーリF1マシン、F138の発表会に出席しており、その際にフェラーリの2014年型マシンのデザインに「全力で取り組んでいる」と認め、次のようにコメントしたということだ。
「これ(F138)はいいクルマだ。だが、2014年に我々を待ち受けているものと比べれば、子供のお遊びのようなものだ!」

 2014年には新しいエンジン規則が導入され、マシンが大幅に変わるため、フェラーリは今年のクルマと来年のクルマの開発のために、別々のデザインチームを用意して作業に当たっている。

 バーンがベネトンとフェラーリにおいてデザインしたマシンでシューマッハーは7度のタイトルを獲得した。シューマッハーが最初の引退をするにあたり、バーンも2006年末をもって第一線からは退き、数年前からタイで生活していた。