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F1ニュース

投稿日: 2015.01.30 00:00
更新日: 2018.02.17 05:40

フェラーリ、“問題だらけのPU”の弱点克服へ努力


 フェラーリのテクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンは、昨年型マシンの弱点克服に努め、SF15-Tとパワーユニットにおいて大きな改善を施したと語っている。

 フェラーリは2014年、フェルナンド・アロンソが表彰台を2回獲得したのみで1勝も挙げることができず、ランキング4位と低迷した。アリソンは、フェラーリのパワーユニットがエネルギー回生の効率においてライバルたちほどよくなかったことで、決勝で優れたパフォーマンスを発揮することができなかったと述べている。

「昨年のパワーユニットには多数の問題を抱えていた」とアリソンは2015年型マシンSF15-Tの発表の際に語った。

「シーズン序盤にはパワーデリバリーが優れておらず、ドライバーは望んでいるようなスロットルレスポンスをなかなか得られなかった」
「その問題はシーズン中にかなり改善したが、SF15-Tにおいてはさらに一歩前進させた」

「昨年のマシンの弱点は、ターボから回生できる電気エネルギーの量が足りずに、決勝中に強力なパワーレベルを生み出せなかったという点だ」
「それもあって、昨年フェラーリはレースでは予選ほどのパフォーマンスを発揮できなかった」
「予選とレースのパフォーマンスのバランスを取るため、エンジンの構造の変更に取り組んだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています