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F1ニュース

投稿日: 2015.01.26 00:00
更新日: 2018.02.23 16:14

フェラーリ傘下のフォッコ、カーリンからGP3へ


 フェラーリの若手育成プログラム、FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)に所属するアントニオ・フォッコは、2015年はGP3シリーズに参戦することになった。

 イタリア南部のカラブリア出身で18歳のフォッコは、2014年11月にアブダビでテストに参加したチームから、カーリンへの加入が決定。2014年にアレックス・リンをGP3チャンピオンにしたカーリンは、2015年のドライバーとして、まずフォッコを選んだ。

「この新しい冒険を、とても喜んでいる」とフォッコは言う。

「昨年に11月にアブダビでテストしたんだ。僕は、すぐにトップを狙えるようなペースで走ることができた。カーリンのように成功したチームの一員となれば、結果を残すために必要なものが手に入る」

 カーリンが、フェラーリの育成ドライバーをチームに迎えるのはフォッコが初めてだ。チームのボス、トレバー・カーリンは「アントニオは、アブダビのテストですばらしい仕事をした。彼が次のステージに進むため、我々を信頼してくれたフェラーリ・ドライバー・アカデミーに感謝する。目標は、昨年に続いてGP3のチームタイトルとドライバーズタイトルを連覇することしかない。アントニオには、それを成し遂げる力があると信じている」と語っている。

 フォッコは2013年にカートから四輪へ進み、その初年度にフォーミュラ・ルノーALPSチャンピオンを勝ち取った。2014年はF3ヨーロッパ選手権にステップアップ、プレマパワー・チームで2勝を挙げている。