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投稿日: 2014.11.22 00:00
更新日: 2018.02.23 16:05

フォーミュラE第2戦決勝レポート 再び波乱


 フォーミュラE第2戦のマレーシア・ラウンドは、開幕戦につづきセーフティカーが2度入り、ファイナルラップに大クラッシュが起きる波乱のレースとなった。

 今回のレースからフォーメーションラップが廃止。予選PPのニコラス・プロスト(チーム・eダムス-ルノー)が開幕戦の最終ラップのクラッシュのペナルティで10グリッドダウンとなった他、予選3位のジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン・レーシング)のマシンがエネルギーのオーバーユーズドのペナルティで20番グリッド、予選17位のセバスチャン・ブエミ(チーム・eダムス-ルノー)のマシンが最低重量違反で19番グリッドになるなど、予選からグリッドの順位は大きく変更されている。

 グリッドに並んだマシンからメカニックが離れると、すぐにシグナルが点灯し、31周で行われる第2戦の決勝がスタートした。フロントロウのオリオール・セルビア(ドラゴン・レーシング)とサム・バード(ヴァージン・レーシング)が順調に動き出すも、2番グリッドのバードが1コーナーを抜けてトップに。その背後では3番グリッドのダニエル・アプト(アウディ・スポーツ・アプト)が大きく出遅れて8番手に後退。4番手スタートのヤルノ・トゥルーリ(トゥルーリ)が3番手に上がり、トップ集団を作る。トップはバードとセルビアが競り合い、セルビアがトップに。

 しかし、やはりタイヤが温まらないのか挙動を乱すクルマが多く、オープニングラップでアムリン・アグリのキャサリン・レッグがコントロールを失い、ミケーラ・セルッティ(トゥルーリ)に衝突。セルッティはスピンして止まってしまい、再びセーフティカーが導入される。

 4周目にリスタートされると、2番手のバードはセルビアをかわしてトップを奪取。トゥルーリもセルビアをかわして2番手に順位を上げる。そして8周目、ニック・ハイドフェルド(ヴェンチュリ)がフランク・モンタニー(アンドレッティ)に押し出される形でガードレールのバリアにクラッシュ。開幕戦の最終ラップのトップ争いの中、最終コーナーでプロストの接触を受けて大クラッシュしたのに続いて、ハイドフェルドは2戦連続のクラッシュとなってしまった。このクラッシュで2度目のセーフティカーIN。

フォーミュラE 第2戦マレーシア決勝結果(暫定)
POS NO DRIVER TEAM LAPS GRID
12サム・バードヴァージン・レーシング・フォーミュラEチーム312
211ルーカス・ディ・グラッシアウディ・スポーツ・アプト・フォーミュラEチーム3118
39セバスチャン・ブエミチーム・eダムス-ルノー3119
48ニコラス・プロストチーム・eダムス-ルノー3111
57ジェローム・ダンブロジオドラゴン・レーシング・フォーミュラEチーム3120
65カルン・チャンドックマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチーム315
76オリオール・セルビアドラゴン・レーシング・フォーミュラEチーム31PP
855アントニオ・フェリックス・ダ・コスタアムリン・アグリ3110
93ハイメ・アルグエルスアリヴァージン・レーシング・フォーミュラEチーム3117
1066ダニエル・アプトアウディ・スポーツ・アプト・フォーミュラEチーム313
1188ホーピン・タンチャイナ・レーシング・フォーミュラEチーム3115
1230ステファン・サラザンヴェンチュリ・フォーミュラEチーム3112
1328マシュー・ブラバムアンドレッティ・フォーミュラEチーム319
1421ブルーノ・セナマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチーム308
1527フランク・モンタニーアンドレッティ・フォーミュラEチーム3013
1677キャサリン・レッグアムリン・アグリ2816
1710ヤルノ・トゥルーリトゥルーリ・フォーミュラEチーム284
1899ネルソン・ピケJr.チャイナ・レーシング・フォーミュラEチーム226
1923ニック・ハイドフェルドヴェンチュリ・フォーミュラEチーム147
2018ミケーラ・セルッティトゥルーリ・フォーミュラEチーム714

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