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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.11.01 00:00
更新日: 2018.02.17 11:20

ブエミ「我々も大幅にタイムアップした」


Toyota Motorsport
Press releases

WEC第7戦上海6時間レース予選
TOYOTA GAZOO Racing、3列目グリッドから決勝へ
2015年10月31日(土)

10月31日(土)、FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦上海6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS040 HYBRIDは3列目のグリッドから明日の決勝レースをスタートすることになりました。アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車が5番手、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車が6番手のグリッドからのスタートとなります。

TS040 HYBRIDのスピードは、昨年トヨタとポルシェが同タイムで並んだ予選のポールポジションタイム1分48秒300を2.524秒も縮めるものでしたが、ライバル勢はさらに速く、ポールポジションを獲得したポルシェ#17号車らライバルの後にトヨタの2台が続くことになりました。

予選では1台のクルマについて2人のドライバーがそれぞれ最低1周のタイムアタックを行い、2人のドライバーの最速タイムの平均値がグリッドを決める公式予選タイムになります。今回の予選でタイムアタックをしたのは#1号車がブエミとデビッドソン、#2号車はブルツとコンウェイでした。今日27歳を迎えたブエミと彼からステアリングを受けたデビッドソン、2012年に優勝したブルツと若手のコンウェイの頑張りも、今年は残念ながら成果を上げられませんでした。

2台のTS040 HYBRIDは、デビッドソンがアウトラップにタイヤのグリップ不足に悩んだ以外は順調で、一時#2号車が#1号車のタイムを上回る場面もありましたが、チェッカーフラッグが振られた時には#1号車が#2号車を0秒186凌いで5番手グリッドを獲得、#2号車は6番手グリッドに落ち着きました。しかし、ポールポジションのタイムからは3秒057の遅れでした。

明日の決勝レースは午前11時にスタートが切られ、6時間に及ぶ戦いが行われます。長い戦いの間にはどのような幸運が落ちているかも知れず、その幸運を手にするためにTOYOTA GAZOO Racingは全力で戦います。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。