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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2015.09.25 00:00
更新日: 2018.02.17 10:35

ブリヂストン、今年限りでSフォーミュラから撤退


 全日本選手権スーパーフォーミュラのタイヤサプライヤーを務めているブリヂストンは25日、2015年でシリーズへのタイヤ供給を終了すると発表した。

 ブリヂストンは、1973年にスタートした全日本F2000選手権の時代から、国内トップフォーミュラカテゴリーにタイヤサプライヤーとして参戦。78年からの全日本F2選手権、そして87年からの全日本F3000選手権とシリーズが変わっていく中でもタイヤ供給を続けていった。

 全日本F3000ではダンロップやヨコハマと激しい“タイヤ戦争”を繰り広げたブリヂストンは、96年のフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)誕生時にもヨコハマとともにタイヤサプライヤーとして参戦。そして、97年からはシリーズへの独占供給を開始するなど、『日本一速い男決定戦』とも称される国内トップフォーミュラの足元をここまで40年以上支え続けてきた。

 25日、シリーズにおける公式タイヤサプライヤーとしての契約を15年で終了すると発表したブリヂストンのリリースの中では、これまでのタイヤ供給について「ドライバー、チーム関係者の皆様とともに戦いながら、当社のタイヤ開発技術を向上させることができ、また当社のブランド力向上にもつなげることができました」として、ファンや関係者への感謝の思いが記されている。