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投稿日: 2015.05.01 00:00
更新日: 2018.02.23 16:30

ホンダ、インディ500用の新エアロキットを初披露


 ベライゾン・インディカー・シリーズにマニュファクチャラー参戦するホンダは、30日にインディ500から使用するスーパースピードウェイ用のエアロキットを公開した。

 2012年から導入されているダラーラDW12は、シャシーの主要部分をダラーラが製作し、ノーズやウイングなどボディパーツを他のメーカーが生産できるというコンセプトで導入されたシャシーで、今季からホンダ、シボレーがエアロパッケージを各々開発。各エンジンマニュファクチャラーの使用チームが、それぞれのエアロキットを使用しレースを行っている。

 ここまで4戦は、ロード・ストリートコース用のエアロキットが使用され、シボレー勢が3勝と速さを見せている。

 5月24日に決勝レースを迎える伝統のインディ500からスーパースピードウェイ用のエアロキットが使用され、今回ホンダがそのエアロキットを公開した。

「我々のスーパースピードウェイ用のエアロキットを公開でき興奮しているよ。インディカー・シリーズのマニュファクチャラー競争が促進されるこの時代の最新のエレメントだ」とホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HDP)の代表を務めるアート・セント・サーはコメント。

「我々が供給するインディ用のV6エンジンに統合されるこれらのエアロキットは、最も重要なゴールであるインディアナポリス500を勝つためにチームやドライバーが必要としているものを探し、数千時間の調査、開発、そしてテストを行ってできた産物だ」

 ロード・ストリート用とは異なり、フトントウイングは、より少ないコンポーネントでドラッグを減らし、リアウイングは“グライダー”のよな設計を採用。またリアウイングの主翼板は、スポーツカープログラムから引き継がれた“白鳥の首”がサポートしている。

 日曜に行われるインディアナポリスのテストで走行が行われ、シボレーのスーパースピードウェイ用のエアロキットもその時に公開される予定だ。

■indycar – 2015 Honda Superspeedway Aerokit


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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