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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.02.06 00:00
更新日: 2018.02.17 05:50

ポルシェ、ル・マン3台目のドライバーを発表


 WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているポルシェは、ル・マン24時間に投入する3台目の919ハイブリッドのドライバーとして、アール・バンバーとニック・タンディを起用することを明らかにした。ふたりは、ニコ・ヒュルケンベルグとともに、19号車ポルシェ919ハイブリッドをドライブすることになる。

 昨年からWECのLMP1クラスに参戦しているポルシェは、2年目となる今年のル・マン24時間と、その前哨戦となる第2戦スパに3台目の919ハイブリッドを投入。昨年11月には、そのドライバーのひとりとして、フォース・インディアからF1に参戦しているヒュルケンベルグの起用を発表していた。

 ただ、そのチームメイトはなかなか発表されず、ポルシェGTプログラムからの起用が示唆されていた。実際、GTプログラムを戦うドライバーの中から数名が919ハイブリッドのテストに参加。1月にアブダビで行われた15年シーズン最初のサーキットテストでも、フレデリック・マコウィッキ、タンディ、バンバーの3名が919ハイブリッドをドライブしていた。

 ポルシェのワークスドライバーとして3年目のシーズンを迎えるタンディは、昨年と今年の計3度のテストを経て19号車ポルシェのシートを獲得。一方、昨年12月にポルシェワークス入りした24歳のバンバーは、1月のテスト1回のみでル・マン3台目のドライバーに選ばれた。

 ポルシェのLMP1プロジェクトを率いるフリッツ・エンジンガーは「アールとフレッドは同じくらいの速さだった。ただ、アールは世代も異なるし、将来的により大きな可能性をもたらしてくれるはずだ」と語る。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています