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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.10.20 00:00
更新日: 2018.02.16 19:29

ポルシェ「短縮決定のタイミングは理解できない」


プレスインフォメーション
2013年10月20日

世界耐久選手権(WEC)第6戦、富士スピードウェイ

激しい雨により3度の赤旗中断を経て、レースは短縮成立

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)の911 RSRにとって富士スピードウェイでのデビュー戦となった10月20日(日)の世界耐久選手権(WEC)第6戦決勝レースは、激しい雨のためセーフティーカー先導でスタートを試みましたが、3度目の赤旗中断により、そのままレースは予定より1時間半短縮され成立しました。

 セーフティーカー先導であっても、周回数としてカウントされるというWECのレギュレーションにより、ポルシェ ワークスドライバーのイェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ピレ(フランス)組はGTE-プロクラスで3位に入賞いたしました。同じくポルシェワークスドライバーのマルク・リーブ(ドイツ)およびリヒャルト・リーツ(オーストリア)は4位でレースを終えました。

 マルコ・ウジュハシ(911RSRプロダクトマネージャー)「なぜこのタイミングでレース短縮が決定したのかが理解出来ません。この決定が下る前の45分間、雨は弱まっていたので、レースを行うことは可能でした。レースを中断するには早過ぎました。今日のようなコンディションでは、ワン・ツーフィニッシュのチャンスがあったと考える我々にとって、この決断は納得し難いものです。911RSRは特にウェットでも速く、トラクションも非常に優れています。タイトル争いのリーダーに立つ機会を失ったのは非常に残念です。」