更新日: 2018.02.17 08:35
ポルシェ驚速! ル・マン24時間初日は18号車が首位
第83回ル・マン24時間耐久レースは10日、現地時間22時から2時間の予選1回目が行われ、ニール・ジャニがアタックした18号車ポルシェ919ハイブリッドがコースレコードを更新するタイムでトップにつけた。
4時間にわたるフリープラクティスから2時間のインターバルを経て、現地時間の22時からスタートした2015年のル・マン24時間の公式予選1回目。3回に渡る予選で記録されるタイムでグリッドが決まることになるが、翌日の予選2回目/3回目、また1回目の終盤の天候が読めないことから、コースオープンとともに多くのマシンがアタックをスタートしていった。
そんな中、いきなり驚異的なタイムをマークしたのはポルシェ勢。計測1周目から18号車が3分16秒887という素晴らしいタイムをマークすると、17号車、19号車が続き、あっという間にトップ3を占めていく。一発のタイムでの下馬評は今季ポルシェが圧倒的優勢と言われており、その評価を裏付ける形となった。
このタイムに続いていったのはアウディ勢。8号車、9号車、7号車と続き、それにトヨタTS040ハイブリッド勢が1号車、2号車と続く。この順位は今季のWECにおける予選勢力図をなぞる形となった。
一方、フリープラクティスに続き苦しいセッションとなったのは、今回がデビューのニッサンGT-R LMニスモ勢。23号車がコースオープンとともに走行を続けたが、LMP2クラス並みのタイムに。22号車、21号車ともになかなかコースインできなかった。