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F1ニュース

投稿日: 2012.10.23 00:00
更新日: 2018.02.16 12:12

マッサ、フェラーリの開発作業難航を認める


 フェリペ・マッサは、最近フェラーリの開発作業はうまくいっておらず、ここ数戦グランプリに持ち込んだアップデートは効果を発揮しなかったと認めた。

 フェラーリは2011年シーズンを通して風洞テストによるデータとコース上のデータとのずれに苦しみ、マシンをうまく向上させていくことができなかった。チームは今季も同様の問題に悩まされており、冬の間風洞を停止して問題解決を図る予定となっている。

 レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルはこの3戦で連勝し、フェルナンド・アロンソを抜いてランキングトップに立った。レッドブルのマシンの好調さにフェラーリは危機感を募らせており、チームプリンシパルのステファノ・ドメニカリは、タイトル争いをするには少なくともあとコンマ2秒は向上させる必要があると述べている。

 ここ数戦に向けた開発作業はうまくいかなかったとマッサが認めたとYallaF1.comが伝えた。
「マシンの開発のためにたくさんのことに取り組んでいる」とマッサはTotalraceに対して述べている。
「この数戦に持ち込んだパーツには問題があり、実際にコースで走らせるとうまく機能しなかった」

 先週フェラーリはダビデ・リゴンによりスペインで直線テストを行い、さまざまなアップデートのテストを行ったといわれている。
 Totalraceによると、フェラーリはケルンのトヨタの風洞を利用してデータのチェックを行っているということだ。