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F1ニュース

投稿日: 2015.06.30 00:00
更新日: 2018.02.17 09:00

マリア・デ・ビロタのクラッシュの詳細が明らかに「停止手順の指導なし」


 マルシャF1のテスト中に起きたマリア・デ・ビロタの事故に関する報告書の内容から、当時の状況が明らかになった。デ・ビロタは減速時にマシンをコントロールすることができないままトレーラーにクラッシュしたと記されている。

 デ・ビロタは、2012年7月、マルシャで直線テストを行っていた際、走行を終えた後にチームのトランスポーター後部にクラッシュ、重傷を負った。この事故でデ・ビロタは右目を失ったが、その後、車の運転を許されるまでに回復、FIAのウィメン・イン・モータースポーツの大使を務めるなどの活動を行っていた。
 しかし2013年10月、デ・ビロタがホテルで死亡しているのが発見された。死因は事故の際に負った神経の損傷の影響であるといわれている。

 彼女が死亡してから約1年半後の今年5月、事故の調査を担当した安全衛生庁(HSE)は、事故に関する調査は終了し、関係者に対して一切の措置がとられないことを明らかにした。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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