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F1ニュース

投稿日: 2011.11.23 00:00
更新日: 2018.02.16 06:13

ルノー、他と交渉開始もクビカとは再契約の意向


 ロバート・クビカの復帰断念という声明を受けたロータス・ルノーGPは、ただちに他のドライバーとの交渉を進めると明らかにした。

 ロータス・ルノーGPは、クビカが今は自由に歩くことができ、手と肘を動かすことができると説明。今後も「彼の回復過程において、できるだけロバートを支援することに専念し続ける」とコメントしている。

 チームは、クビカが再びドライブする準備ができた場合に備え、テストカーとテストクルーを待機させておくとも述べており、来季末で終了を迎えるクビカとの契約も、2013年以降も更新する方向で、彼のマネジメントと交渉中であると示唆した。

 しかしながら、チームは2012年のドライバーラインナップに対するオプションの評価を始めるとも説明している。
「今日は、チームの誰もが非常に失望している」とチーム代表のエリック・ブーリエ。
「来シーズンの開幕戦オーストラリアでロバートがドライブしないということは、我々が望んでいたものではない。しかし彼はとても大人な対応をとってくれた。ロータス・ルノーGPに最も利益となるよう行動してくれたんだ」

「チームとして、そしてファミリーとして、我々は彼を100パーセント支え、できるだけ多くのサポートを行うつもりだ。シミュレーターやシングルシーターのテスト、コース上からなるプログラムが彼を待っている」

「一方で、我々は来年に向けて、できるだけ早くドライバーラインナップを確立させるため、数人のドライバーと交渉を始めるだろう。ロバートには着実に回復を進めてもらい、彼が正しいと思った時にレーシングカーに乗ってもらうようにしたい」
「520人のチームメンバーみんなを代表して、彼の早期回復を祈っている」