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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2012.06.11 00:00
更新日: 2018.02.16 09:36

ル・マンの公開車検にアウディ登場、トリはトヨタ


 今年で80回目を迎えるスポーツカー耐久レースの最高峰、ル・マン24時間のレースウイークが10日(現地時間)、オープニングイベントの公開車検とともに幕を明けた。

 FIA世界耐久選手権(WEC)の第3戦として開催される今年のル・マン24時間は恒例のジャコバン広場ではなく、ル・マン市内のリパブリック広場で公開車検が行われ、多くのファンが見守るなか、初日はディフェンディングチャピオンのアウディ勢やペスカローロが走らせる童夢S102.5などが姿を見せた。

 公開車検は、出場する56台のマシンが2日間に分かれて登場することになっており、2日目には“ガレージ#56”の特別枠から初めての参戦を果たすニッサン-デルタウイングのほか、ニック・ハイドフェルドがドライブするトヨタエンジン搭載のレベリオン・レーシングなど注目のマシンやドライバーが目白押し、そして今季WECのLMP1クラスに、ハイブリッド駆動システムを擁するTS030ハイブリッドで参戦する日本期待のトヨタ・レーシングは車検の最後を飾ることになっている。

 レースウィークの幕開けで現地の興奮もいよいよ高まってきた今年のル・マン24時間。メインとなる走行は13日(水)からサルト・サーキットでスタートし、初日はフリー走行と予選1回目が行われ、翌14日(木)に予選2回目と最終予選がスケジュールされている。

 注目の決勝は16日(土)。午前中のウォームアップ走行を経て、現地時間15時に24時間レースのスタートが切られる。


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