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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.06.15 00:00
更新日: 2018.02.17 00:45

ル・マン:1号車もトラブル発生。ポルシェ首位浮上


 第82回ル・マン24時間耐久レースは、決勝レーススタートから20時間が経過。残り4時間の戦いとなった。しかし、4時間を過ぎてから首位をキープしていた1号車アウディR18 e-トロン・クワトロにトラブルが発生。レースは再び混迷の度合いを深めている。

 すっかり陽が昇り、気温も上昇してきたサルト・サーキット。Tシャツ姿に着替えたファンが再びサーキットに戻ってくる中、レースはいよいよ終盤戦を迎えた。2号車のターボチャージャーの交換により首位に浮上した1号車アウディだが、その後は初日走行でクラッシュし負傷したロイック・デュバルの代役として出走しているマルク・ジェネも好走。チェッカーに向けて淡々と走行を重ね、2番手の20号車ポルシェ919ハイブリッドに1周差をつけていた。

 しかし、チェッカーまで4時間を切った5分後、1号車が第1シケインを過ぎたところで一度ストップしてしまう。すぐに発進しレーシングスピードに戻ったが、1周した後ピットへ。給油後再びピットアウトするが、GTEクラス車両よりペースが上がらず、再度ピットへ。1号車はガレージに入れられてしまった。